目次 CONTENTS

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ハチノスサンゴ
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オキシトマ
モノチス
ホモミア
物部川層群
フィロパキセラス
マリエラ
プテロトリゴニア
プテリネラ
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パキディスカス
パキディスカス
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キイキリガイダマシ
シカの肩甲骨
ナウマンゾウ
トウキョウホタテ

プラビトセラス

Pravitoceras sigmoidale

時代:白亜紀後期 (Late Cretaceous)
 S字状に巻いた殻をもち、日本で産出する異常巻きアンモナイトの中でも、とくに変わった巻き方するもののひとつです。プラビトセラスは、初めの2、3巻きだけは搭状に巻き、そのあと同一平面に巻きます。そして、成長の後期になるとそれまでの巻きから離れて逆方向に巻くようになり、その結果、S字状の殻型をつくります。


徳島県鳴門市大麻町小森
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メモ
:これまで、プラビトセラスは世界中で鳴門と淡路島でしか知られていませんでしたが、最近北海道からも発見されました。学術的にたいへん貴重な化石です。